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#ザ・ベース道 
メ モ を 取 る
〜於:工  夫




常にメモを持ち歩くことを習慣づけると良い。
先日、あるベース弾きと呑んだ際、面白いことを教えてもらった。
彼は、「アンプ・メモ」なるものを常に持ち歩いているのだそうだ。

当然のことながら、いろいろなスタジオやライブハウスで演奏すればするほど、様々なベースアンプと出会うことになる。自分好みの音がすぐに出せるアンプもあるだろうが、そうでないアンプと出会うこともあるはずだ。
スタジオ練習では、他のメンバーにお願いして、理想の音が出来るまで待ってもらうという手もあるが、特に対バンなどでのライブは、セッティングにも時間制限もあるため、そうそうにベース一本の音作りのために時間は割けるものでもない。

そこで、「アンプ・セッティング・メモ」が役に立つというわけ。
彼の場合、「自分の理想のサウンドが出たときのセッティング状況をメモる」のだそうだが、中々良いアイディアだと思う。
同じタイプのアンプに出会ったときは、セッティングに時間を食わずに他のメンバーに迷惑をかけることがなくなるし、「このアンプではこのセッティングで行く!」と決めている分、「本当にこのセッティングで良いのかなぁ?」といった気持の迷いが少なくなり、演奏にも集中することが出来る。

色々なスタジオで様々なアンプを使っていくうちに、だんだんとメモが溜まってゆき、音づくりのノウ・ハウも少しずつ増えてゆくというわけ。

なるほど、メモを取ることは面倒臭い。
しかし、紙に文字を書くだけだ。たかだか、30秒か、長くて2分もかからない程度の時間だろう。
持ち歩くにもメモ帳はそんなに大きくはないので、かさばらない。ベースのケースに入れても邪魔にならないはずだ。
この「メモを取る」という、本当にちょっとした労力と意気込みが、将来的には大きな収穫となるし、メモを取らない人に比べたらノウハウの蓄積がには雲泥の差が出来てくるに違いない。

別にアンプのセッティングだけに限らず、練習中に気がついたことがあれば、積極的にメモを取るべし。
「メモ魔」と呼ばれたって、別に構わないではないか。それで腕が上がれば安いものだ。

(記:2001/09/24) 


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